お魚調査

Sさいず

2009年08月30日 01:50

清水・小脇街づくり委員会の夏恒例の行事といえば、魚つかみとお魚調査です。

今年で第4回目のお魚調査を、中野大川、口之大川、筏川で行いました。今年は、植生観察でお世話になっている森さんと森さんが連れてきてくださった県立大学の学生さん(岸本さん、船尾さん、田和さん)に指導をいただきました。

参加してくれたのは、小学生二人と保育園児。少ない人数でしたが街づくり委員会のメンバーとワイワイ言いながら楽しく魚を探しました。

メンバーのKさんはお孫さんと参加



何が獲れたかな



お魚調査の方法は、いわゆるガサガサ。足で川底をガサガサさせて網で待ち受けます。





ナマズを発見。みんなで追い込み作戦を敢行しましたが、失敗。


お魚調査のまとめは、清水会館で行いました。
今回捕まえたのは、

中野大川、口之大川では
魚類:どじょう/どんこ/ぎんぶな/たもろこ/ナマズ/よしのぼり(通称:ごり)小と中/
すじえび/種別不明の透明な小さな魚
水棲動物:こおい虫/やご(さなえとんぼ と ぎんやんま)/つちがえる/あまがえる
貝:ひめたにし/かわにな(ほたるの餌になる)

清水川では
魚類:おいかわ/ざりがに

お魚をはじめ結構たくさんの水棲生物を観察しました。




みんなでワイワイ、ガヤガヤ。



今回一番大きかったぎんぶな、20センチ近くありました。



植物の専門家 森さんから中野大川周辺の植生についても説明をいただきました。
中野大川では
植物:水はこべ/小カナダ藻/大カナダ藻/えびも

清水川では
植物:かわちしゃ/クレソン/ながえ(保護すべき種類に指定されている)/かんがれい
以外や以外、コース料理などに使われるクレソンもありました。




この日、学生さんから大変勉強になる話が聞けました。

ヨシノボリがたくさん獲れたのですが、これは、「ゴリ」とか「ウロリ」ともいわれているそうです。
そういえば、ゴリやウロリの佃煮、美味しいですけど、同じ魚とは知りませんでした。
今度食べるときは、ようく観察しながら食べましょう。


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